OOSU PRESS
2002 Mar NO.117

フラカン 竹安の俺流

imageはじめまして。フラワーカンパニーズでギターを弾いてる竹安堅一です。今回からこのOOSU PRESSにてたわいもない話をさせてもらうことになりました。以後よろしくお願いします。そのたわいもない話の筋として何を中心に書いていこうかと考えていたのですが、わたくし、ここ二年程音楽以外にうつつをぬかしている事がありまして、それがまぁ「自分で飯をこさえて自分で喰う」だけの事ですが、それが楽しくて仕方のない歳頃なのです。

人間、大した事を何もしなくても腹は減ります。三度のメシ何を喰おうがその人の勝手ですが何しろ日に三度はう〜んと考えちゃうものですよね?そこに創る楽しみ(俺の場合、プラモデルをつくるのと同じ様な感覚ですが)が加われば食に関して二倍、三倍の喜びが生まれるのではないでしょうか。
俺の愛読書、魚柄仁之助の『魚柄の料理帖』のサブタイトルに"人生、楽しく食べること"をあります。そうです。食は一生切っても切り離せないものだからこそ食べる事と同じくらいつくる事も欲張って楽しんじゃいましょう!

俺流とは自己満足なり。自分で執着するものを見つけたらそれに取り汲む、楽しむ、己対己です。演りて俺、オーディエンスも俺。そこにあるのは自画自賛です。楽しんだもの勝ち。音楽も基本はそこにあると俺は思ってます。

番外〜
次回から具体的に俺流レシピを紹介していきたいのですが、紙面も尽きてきたので番外編としてちょっと。
『コーヒー酎』
こういった原稿を書くには恥ずかしくてシラフでは書けません。そんな俺がこれを書きながら飲んでいるのは『コーヒー酎』。これを教わったのは北見出身のドラマー、クハラ氏です。氏曰く「北海道ではポピュラーな焼酎の飲み方」らしく作り方はいたって簡単。900mlの焼酎に対し、一つかみのコーヒー豆を入れる。一週間程漬け込んだら飲み時です。この酒の素晴らしい所は飲んでイイカンジになっても脳の一部分は覚醒し続ける点です。それはカフェインの効果でしょう。勢いとクールの同局!奇跡の飲みものです。俺流ではコーヒー酎をロックで、そこにメイプルシロップの渋い甘味を一たらしが好みです。もっとマイルドに呑みたい方はミルクで割ってもうまいでしょう。これを呑んでミッドナイトを楽しんでください。酔っぱらっても眠くなりません。明日の仕事が気になる方にはおすすめできませんが…

さあー始まりました俺流。
俺流の食にまつわるエトセトラ。「そりゃ〜外道だろ!」と言われるのは覚悟の上。人の数だけ俺流があるのですから。



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〜フラカン情報〜 ツアー「白眼充血絶叫天国」
3/10(日) ell.FITSALLワンマン。
会場限定マキシシングル(3曲入)第2弾『人間の爆発』リリース!!!!

 
 

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