![]() オトの遊園地。コルツのライブは楽しい。なにが楽しいって単純にオトが生きている。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムの他にホーンセクションが加わり、音の中にある彼らの優しさ、強さ、怪しさ、弱さ。音は正直なもんだ。バンド歴ベテランという百戦錬磨のヴォーカル岩川さんにコルツ、マックショウ、ジャンコパートナーについて突撃インタビュー ―コルツはすごい久しぶりなんですが。 岩川:「仕事しながらやってるバンドなので一番みんなのタイミング合ったところで毎年やってるんですよ。今はマックショウっていうのとホーンセクションのメンバーにヴォーカル一人、入ってジャンコパートナーっていう活動を個個やりつつ。コルツっていうのはもう長いので、まずは、何やろうかなってとこから始めないと。いつも同じことをやっていてもしょうがないので。」 ―音の遊園地ってキャッチがあったじゃないですか、その辺はどうなんですか? 岩川:「根本がにぎやかな連中なのでその辺は変わらないんですが、10年過ぎたくらいからルーツに傾倒してきて、自分たちの内面的なことでライブだのスタジオだのを楽しむに向かっていて。よっぽどタイミング合う時にやろうってことになってるんですよ。元来大所帯なんで、イベントだのなんだのって誘われても行けないっていう残念な機会も多くって。小ぶりに動けるチームを何個か作ってやっちゃおうよってことでマックショウもジャンコパートナーもスタートしたんですがね。トリオって最小ユニットですもんね、マックショウは基本的にコルツにしても俺にしても一番根っこになってるロックンロールって部分が核になってる、でゆっくり飲んで楽に楽しむってっていうのがジャンコパートナー、じゃあ集まろうかって感じでコルツをやってる(笑)非常に無理なく楽しくやってる。楽しいサークルですよ(笑)」 ―初めてそのロックンロールに触れたのはいつ頃なんでしょう? 岩川:「いやあ、それは。ホントにもう。。。マックショウで言えば俺とベースのトミーが遡れば小学校一年から同級生で遊んでたんですが、小学校高学年にもなれば音楽なんか好きになって、周りの環境が非常に悪かったせいか(笑)キャロルとかクールスとか、そういう音楽しか周りに無くって・・・・当然そういう道に進んで行くんですが。そういうものに憧れて、僕ら暴走族が走ってるぞっていうと見に行く。ナナハンが走ってくると付いて走って行っちゃうみたいな。子供時代ワンパクに育って。。。。本物でないイージーな良さってあると思うんですよね、僕ら本当に洒落でやってるので。すごくロックンロールに熱狂的な人達も応援してくれるし、彼らもロックンロールのフィールドの中だけでなくてどんどんいろんなフィールドん中でロックンロールで盛り上がってる人がふえれば嬉しいことだって応援してもらってますが。単純なロックンロールをやってるっていうのが今だから説得力があるって言っちゃっていいのかな、伝わりやすいっていうのがあるんでしょうね。ガキが一生懸命になってやってた頃よりとまた違ったね・・・・良さがまたあるのかもしれないな。」 ―音楽って流行り廃りがあるじゃないですか、それを越えてずっと一貫してロックンロールでしたよね。 岩川:「コルツを長くやってて、当然新しく好きになったもの持ち込まれてくるわけですけど、飽きちゃったりするわけですね。でも基本のロックンロールは変わらないっていう。コルツは人数も多いんでリハってきちんとやるんですけど、マックショウなんかだとライブん時曲順も決めないで出ちゃうのでその場でなんか、レパートリーだけ書いた紙を見て、やってく。なんか聴きたい曲あるかって聞きながらやったりして、小ぶりならではの面白さあるんですけどね。コルツだと人数多いんでそんなのはできない。でも、マックショウのレコーディングのディレクションをコルツの他のメンバーがしてくれたりとか仲良しサークルなんですよ(笑)僕らなにかしらたずさわってるんですよ。10年くらい前から機材買い貯めて、力技でもっていきましたね。某所に倉庫を持っていてそこでなんでもやっちゃいます。エンジニアもいないので、コルツ、マックショウ、ジャンコパートナーみんなそこで録るんですが、お互いに持ち回りで。」 ―コルツもマックショウも実はあんまり区別がないのでしょうか? 岩川:「内面的にはですね、あまり無いですね、マックショウやって楽になったっていうのかな。ああいうロックンロールやってる分には楽ですからね、寝てるより楽。寝ると疲れますからね(爆笑)寝て起きると疲れてますからね、大体。ソレくらい身に染み込んでますね。カウント聞くだけで出来ます。カウント無しでも入れる(笑)。お客さんも是非参加して楽になってもらいたいですね。ジャンコパートナーってのは、ベースもドラムも居ないんでピアノとヴォーカルと洗濯板なんですけどね、飲みながら、揺れながらお客さん見てますけどね。盛り上がってくれるのは嬉しいけど無理に盛り上げない。僕らが楽しい。音源に関してもやっぱり同じで聞かせたいとか僕らが作りたいっていう時期が過ぎたっていうのかなぁ、ちょっとニュアンスちがうんだけど、うちから出しているものは全部こんなの作ったんですがって陳列台に乗せてる感じですかね、どうですかってとこですか。好きな人ってのは熱狂的に好きな人とかもいるし。今は無理の無いすごくいい感じで出来ていると思うのでいいかな。このまま来年を迎えていい感じでライブをできたり、またリリースができたり、続けばいいなって思いますけどね。世の中権益やっててもうこれ以上悪くならないっていうふうにしてもらいたいですね。なかなかライブハウスに足運んでくれる奴って減ってってると思うんですよ。年代的にどうだって話もあるんで。でマックショウなんかもう年代的にライブハウス来なくなった奴とか来たこと無い奴、お父さんみんな来いよって違うところからのアプローチできてると思ってますよ。若い奴も増えてますよ。半々くらいかな。頑張ってますよ。リーゼントを増やしたいですね。マックショウ来るからってリーゼント決めてくれる奴増えたら楽しいですよね、是非名古屋でも推進したいですね(笑)」 ―遊んでいるようで真面目で、真面目なようで遊んでいて、どっちが先でもいいんじゃない。ロックンロールが楽しめれば、ノープロブレム。1/21,22ELLに集合!! |
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1月21日(土)@ElectricLadyLand 1月22日(日)@ell.FITSALL |
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