

5月3日にニューミニアルバム『トラウマ』を発売し、12日には自主企画イベント「FREE on FREE #4」を行うウェルカメレオン。ヴォーカルギターの三上淳にバンドの近況、CDやライヴについてからバンドの未来にいたるまで、ゆっくりと語ってもらった。
―5月の12日に「FREE on FREE」の4回目が開催される訳ですが、知らない人もいると思うのでこのイベントについてまずうかがってもよいですか?
三上:音楽のジャンルとかにとらわれずに、人間性っていうか人間同士っていうコミュニケーションを大事にしたライヴになればいいなっていう感じでやってます。だから「自由に」っていうのが一番基本にありますね。
―じゃあ対バンとかもジャンル的なこだわりはないんですか?
三上:うん、俺らがかっこいいなって思ったり、いい人たちだなって思ったら、一緒にやろうってなる感じで。
―人と人のつながりっていうのがメインだってことですね。過去3回やってきた中で、徐々に規模も拡大してきている印象ですが、東京でもやったんですよね?
三上:1回やりましたね。あれに関しては実は元々自分たちのアイデアから始まったわけではなかったんでちょっと名古屋でやってきたのとは雰囲気が違う感じでしたね。でもいずれ東名阪でやったりもしたいですね。カップリングツアーみたいな感じでできたらって思ってて。で、名古屋は「FREE on FREE」で。
―それぞれ地元のバンドが主になって企画して?
三上:メインになってね。
―で、今回の5月12日ですが、地元ベッケンバウアーが出演するわけですが、ベッケンバウアーを誘ったのはどういった経緯からですか?
三上:地元名古屋のストリート仲間って感じですね。野外でよく会って、で、音楽的にも最近近くなってきたから、お互い聴いてても楽しい感じで。
―彼らもちょっと変わってきてますよね。ラップっぽい要素も入れたりしてるし。同じトリオだし、刺激しあってる感じがしていいですよね。そしてこのイベントの前、5月3日に新作『トラウマ』という5曲入りのミニアルバムが発売になるわけですが、レコーディングはいつごろしてたんですか?
三上:これは曲によって結構バラバラですね。1年前に録ったやつもあったりするけども、今年の1月に録ったのも2曲入ってるし。
―ライヴでお馴染みの曲も入ってますか?
三上:そうですね『BULL DOG』が入ってます。
―おっやっとですか。ウェルカメといえばっていう定番曲ですよね?
三上:ちょっと最近この『BULL DOG』を作ったころとまた変わってきたから、ライヴでやる時に浮いちゃうなって時もあるんだけど、一番キャッチーな曲であるし、初期から観てくれてる一番馴染みの深い曲がやっと全国流通の音源化だね、と。
―『トラウマ』っていうアルバムタイトルの由来はどこからきてるんですか?
三上:これも『BULL DOG』の歌詞のなかに
「トラウマってきっと人の弱さの言い訳かもしれない」
っていう歌詞があって、そこからとった『トラウマ』で、一見、一聴すると暗いイメージがある言葉だけど、いい意味で
「トラウマなんて元々ないんだよ」
っていう風なとらえ方ですね。そして1曲目『BULL DOG』なんだけど、全編通して『BULL DOG』のようなキャッチーでポップな雰囲気って訳ではないんですけどね。
―最近名古屋に限らずバンドが元気がないっていうのがあって、音楽もネットから簡単にダウンロードできて、よりお手軽なものになっちゃってる感じがあるんですが、それに対してライヴっていうものの楽しさってあるじゃないですか?
三上:うん、音楽に限らず映画とかにしたって家庭で簡単に楽しめちゃう時代ですよね。じゃあそれに対して俺たちはどうするんだ?あきらめるのか?ってなった時に、やっぱりライヴでバンドが何をやるかっていうね。同じライヴハウスなりなんなりの空間にみんながいることによってしか伝えられないものがあるってのは間違いなくて、それを伝えられるバンドになりたいですね。
―ではウェルカメレオンを聴いたり観てくれている人、これから聴いてくれたり観てくれるだろう人にメッセージをお願いします。
三上:ウェルカメレオンってそんなに着飾るバンドじゃないから、等身大な感じっていうか。「俺について来い!」じゃなくて「俺こんななんだ、わかる?」っていうバンドだから、共有し合うような。「俺だけかなあ」って思ってることとか「私ばっかりなんで・・・」って思ってる人がいたら、ウェルカメの音楽とかライヴにふれる事できっと「ああ、自分だけじゃないな」とか「こんなのちっぽけなことじゃん」って思わせる自信はあるから、是非、観たこと、聴いたことない人も一度トライしてみてください。
―トライ(笑)ありがとうございました。
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