オクノ食

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第7回

春のおとずれと共に第7回です。いやあよくぞ半年越えました、もう少し御付き合いしてね〜。
昨日は私がやってるヨコロコバンドのドラマー、クハラカズユキの誕生日記念ライブでした。クハラカズユキ(以下キューちゃん)が普段やってる4バンドがライブをし、キューちゃんが怒濤のドラムを叩きまくる、という彼の誕生日ならではの企画でした。いやあ素晴らしかった!とにかくキューちゃんに惚れ直しました。彼のドラムはなんせ華がある。それは色気でもあるけど、俺はやっぱ華があって色気のあるミュージシャンが好きだな〜でもそれはキマリがあるわけでないので自分の趣味もあるんやけどね、俺はミュージシャンのどこに色気を感じるんだろう、、なんか自分のメンバー御贔屓してるわけではないけどヨコロコのメンバーには全員そう感じる何かがある。多分俺の中の普通という基準があってそれを卓越しその場その場で瞬間をつかまえてアレンジしていくその鋭さをもっているクリエイター、すべて生きている共存しあっている。瞬間瞬間に新たな驚くものを生み出していく、そんな力を持っている彼らに俺は色気を感じるんだろうな、、個人的には生き方と出す音が比例してるなんて思わないし、興味深い生き方をしているからといってそそられる音を出すなんてのも皆無な話だと思うし、そういうのはロック幻想だと思います。ライブがすべてそういう事を証明してくれます。そんな事を昨日改めて思った良い一日だったなあ。最近つくづく思います。例えば携帯電話の写真でさえ加工して偽りの自分の写真を作れたりできるし、気に入らなかったら何回も撮り直せる。最近のCDはなんかそんなニュアンスがプンプンするなあ。だから奥野はプンプンするんだろうなあ(笑)?本当はどんな人なの?どんなバンドなの?ホントがホントに良く分からないCDが多いと感じるのは俺だけなんかな、、要用な音楽ソフトが出回り誰でも簡単にCDを作れる世の中、それ自体はとても素晴らしいと思うけど、音楽を音楽として届けることはそんなに簡単なことじゃないんだと思います。その答えはもしかしてクハラカズユキのドラムの中にあるんじゃないかな。

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