浅森坂座談会

イメージ浅田信一(元スマイル)、森山公一(The Ma'am、オセロケッツ)、坂本サトル(元ジガーズサン)の3人によるスペシャルユニット、浅森坂。昨年12月には初のアルバム「浅森坂」をリリースし、2月からは最初で最後(?)の全国ツアー!もちろんELLにも行きます!この対談で、なにかと名古屋に縁のある三人ということが発覚!浅森坂のELLでのライブはツアー最高のライブになるか!?

浅田:実はサトルさんと初めてあったのは名古屋なんだよね。ダイアモンドホールでのイベントで。」

坂本:そうそう。その頃イベントで一緒になっても、他のバンドのことはあまり覚えてないんだけど、不思議と信ちゃんだけは覚えていて」

浅田:サトルさんの第一印象は…ちょっと難しそうな感じの人だなって思いました。(笑)」

坂本:そう?(笑)信ちゃんはとんがったナイフだな、と思って。とんがったナイフとガラスのハートで。(笑)その当時は今と違って、イベントでのバンド同士の交流なんてなかったよね。自分達のリハが終わったら他のバンドのリハを見たり、話をしたりなんかせずに、一旦外に出て、本番の時間になったら戻ってくるだけ。お互いに打ち解けて話をするような雰囲気ではなかったような気がする 」

浅田:あの頃は常にそれぞれのバンド単位でかたまってましたよね。」

坂本:でも今思うと、バンド出身者同士だから浅森坂というユニットを組んで、一緒にできたんだと思うよね。」

浅田:そうそう、僕らは誰かと一緒に作るっていうことに慣れてるからうまくいってるんだと思う。いいとか悪いとかではなくて、ずっとソロでやってきたアーティストのように、自分ひとりだけで構築していくというやり方ではなかったから。 」

森山:僕は名古屋には長い間行ってなかったんですけど、The Ma'amのツアーで最近行くようになりました。名古屋というとELLですよね!確か信ちゃんと一回演ったんちゃうかったかな、ELLで。信ちゃんにイベントに誘ってもらって、松崎(オセロケッツ、The Ma'amのドラム)と一緒にソロで出させてもらって。 」

浅田:そうだよね。演ったよね。一緒に鰻食べにいった!」

森山:名古屋は名物多しでしょ。天むす、きしめん、味噌カツ、手羽先…風来坊とか凄いでしょ!」

坂本:食べ物でいうと、俺はFM愛知で半年間レギュラーをやっていて、その番組というのが、焼肉屋さんからの生放送だったんだよね!鉄板の上にふたをして、その上に放送用の機材を置いて。夜中の1時からの生放送。 」

浅田:名古屋っていうだけでこの三人はかなり話あるよね。」

森山:名古屋の音楽シーンに関しては…名古屋の人はなかなかファンにはなってくれないけど、一度ファンになってくれた人はなかなか離れないっていうのを良く聞くなぁ。」

浅田:特にコアな音楽はとても根強いっていうイメージがあるかな。」

坂本:名古屋は今までやってきて、必ずと言っていいほど、そのツアーのベストライブになるんだよね。お客さんの熱さとクールさの加減がちょうどいい感じがするの。打てば響くし、騒ぎすぎず、かといっておとなしすぎずで。だから名古屋ではいいライブになったんじゃないかなって思う。いつもライブ終わってからおいしく手羽先食べてたな。だから浅森坂のツアーも名古屋は期待大! 」

浅田:あと、名古屋は音楽ファンにとってはとてもいいところだと思うんだよね。ビッグアーティストの来日なんかにしても、東京や大阪なんかに比べて、名古屋ではそれほど大きくないところで観れる。 」

坂本:それから名古屋といえば、なんといってもELL!シゲさん!ELLの機材は素晴らしい!特に照明は凄い!こだわりの照明で凄い!」

浅田:機材がしっかりしてる会場って、アーティストにとっても安心だよね。プレイに集中できる。」

森山:特に僕らはアコギとかハーモニーとか聞かせるユニットだから、とてもありがたい。」

浅田:そのあたり、ELLはとてもいい会場だよね。」

坂本:シゲさんをはじめ、スタッフの方々も凄くいいし、そういうところで演れるっていうのは嬉しい。」

森山:名古屋はツアー後半で、バンド形態では最後のライブ。いいライブになりそうやな。ドラムソロなんかもあったりして(笑)。」

浅田:ドラムソロやらせよっか(笑)。」

坂本:アルバムに参加してもらった女性リズム隊も連れていくので、それも期待してください!」


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