宜保和也のアマハイクマハイ

 

vol.11 夏が来た!8月はエイサーの季節ですよ!の巻

oosu pressをご覧の皆様ハィサーイ!沖縄の三線唄者 宜保和也です。ハイサイは沖縄の方言で「こんにちは」コラムタイトルのアマハイクマハイは「あっちこっち」という意味です。

8月ですね。暑い夏がきました。エイサーの季節ですね。沖縄の伝統芸能「エイサー」はご存知ですか?今回は6月に行った琉球古典音楽の学校公演のレポートと沖縄の夏の風物詩「エイサー」を紹介します。ミュージシャンではございますが、話題は音楽だけでなくあっちこっち寄り道させていただきます。それが宜保和也のアマハイクマハイなのです。

気がつけば今年も半分が終わってしまいましたね。最近の活動報告をします。6月は琉球古典音楽、琉球舞踊地謡の公演で全国の小中学校を回ってきました。福岡、山口、岡山、鳥取、大阪、愛知、福島、兵庫は神戸、姫路市、たつの市にて公演、全国の子供達に沖縄の歌や踊りの魅力を届けてきましたよ。生徒達の楽しんでる顔や先生たちの興味津々な姿を見ると、こっちまで幸せな気持ちになります。

自分の持ち歌を演奏するポップなライブ活動の傍ら、古典的な音楽を演奏する舞台活動も15 年程続けてきました。そしてこの度、沖縄県指定 重要無形文化財 琉球古典音楽「伝承者」の認定を受けました。その名に恥じぬよう、日々精進して参ります。

8月は沖縄の伝統芸能「エイサー」の地謡で地元の祭りに参加します。エイサーとは沖縄の伝統芸能の1つで、旧暦のお盆の時期に県内各地で行わる盆踊りの一種です。歌と三線に合わせて、太鼓や手踊りを演舞します。旧盆の時期、あの世から帰ってくるご先祖様たちを歓 迎、おもてなしするために歌や踊りが踊られます。青年会(せいねんかい)と呼ばれる組織を中心に夏の時期になると各市町村や自治会の公民館広場などで20代30代の男女が演舞当日に向けた練習を始めます。子供の頃はこの季節になると村の公民館から聞こえてくる三線と太鼓の音色に「肝(ちむ)どんどん」してました。(肝どんどんとはドキドキ、ワクワクという意味です。)太鼓を叩くお兄さん達の勇ましい姿、三線を弾く地謡のお兄さん達の力強い歌声と三線に魅了され、私が三線をはじめたきっかけもそれでした。

8月14日は石垣島の地元で開催の「旧盆明石エイサー祭り」に地謡としても参加し、ライブステージにも出演します。8月24日は神奈川県小田原にて25日は茅ヶ崎にてライブイベントに 参加します。24日の会場は5月にライブを主催していただきました小田原のライブバーDesture(デスチャー)」さんです。是非めんそーれ!

ライブ、イベント詳細はオフィシャルHPへ

宜保和也オフィシャルHP http://gibokazuya.com/

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