フラカン 竹安の俺流

 俺は只今ツアーの真最中でありまして名古屋の実家にてこの俺流を書いております。今日は両親と市場に鍋の買出しに行きました。近所のスーパーではなくわざわざ遠くの魚介類の豊富な市場です。市場に着くと父は足早にあちこちチェックします。父の目がキラキラしてます。切り身ではなく色々な魚が生まれたままの姿で並ぶ様に俺の目もキラキラしてきちゃいます。

 ちょうちんアンコウが居ました。小さな鋭い歯が大きな口にいっぱい生えてます。ちゃんとちょうちんもついていましたからちょうちんアンコウです。これを丸々一尾さばいてもらう事にしました。見ているとまな板の上でドロンドロンと定まらずとてもおろしづらそうでした。それをエイッとばかり出刃でたたいて骨をたち切っていきます。父も俺もそれをキラキラと見守っていました。大きな発泡スチロールの皿に切り身を並べていきます。はいだ皮はどうするのかなと見ているとそれも捨てずに並べられました。切り身を見ると外見のグロテスクとは裏腹にきれいなうす桃色。小さ目のスチロールにはア・ン・キ・モ(ハートマーク)

 家に帰ると早速父が下ごしらえに入ります。アンキモを酒蒸しにしてそれをペースト状にします。半分は輪切りにしてネギとポン酢でおつまみです。俺も負けじと鳥のつくねを作りました。出来たばかりのアンキモをつまみながら他の仕度もしていきます。

 さあいよいよアンコウ鍋です。キモを溶いたポン酢に大根おろしで喰います。味は弾力のある若鶏の様でおいしい!でも皮の周りや内臓などはゼラチン質でくせがあってToo Muchでありました。牛のもつをごつくした感じ。

 なにはともあれ市場で出会ったアンコウを調理して食べるまでワクワクしっぱなしでとても楽しかったです。そして何よりも"この父にしてこの子あり"と実感させられうれし恥ずかしなツアー中の休日でありました・・・

 〜ちょっと俺流〜
ツアーに出る前の話ですが、豆苗(えんどう豆の新芽。かいわれを力強くした様なルックス)を買ってきてそれを豆の所を残して使います。そして豆から出ている根の部分が水に浸かる様に器に入れておきます。そうすると一週間もすれば買ってきた時以上に芽がのびます。又それを切って食べ3回位くり返し使えます。60円で買って来たのですからとても得した気分だし見た目も若々しいグリーンできれいです。じゃこやあさりと炒めたり(それをパスタとあえてもよろしかった)うどんやラーメンにのっけたり、卵焼きの具にも最高でした。ウチで飼っているかたつむりも豆苗が大好物です!!


インフォメーション
 

次回フラカンのライブスケジュールは、地元バンド達との共演です!
2003年1月25日(土)@ElectricLadyLand

open 18:00-start 18:30
前売¥2000 当日¥2500
with ザ・クラッツ、Theドーナツ、LOOSELY、ファンタゼロコースター
Ticket Now on Sale!!

 

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