![]() 4月2日、ElectricLadyLandにはBAD BOYSとBAD BOY'S ROCK'N'ROLLを愛する者たちが集まっていた。最初に登場したのは小暮'SHAKE'武彦と三国義貴からなる深空。ギターとキーボードの二人だが多彩なサウンドを鳴らす。AKIMA&NEOS、The Easy Walkersと激しさと色気を兼ね備えたROCK'N'ROLLは続き、会場のテンションは上がり続ける。この時点で開演から2時間半以上が経過していたが帰る人はほとんどいなかった。そう、みんなThe DUST'N'BONEZを待っていたのだ! 初めての方のために説明しておくと、The DUST'N'BONEZとは、1987年にメジャー・デビューを飾り「GLORIA」をはじめとする幾多のヒット曲を生み出したZIGGYのヴォーカリストであり同バンドが創設20周年を迎える現在まで唯一のオリジナル・メンバーである森重樹一と1999年までベーシスト及びソングライターとして参加していた戸城憲夫が再びタッグを組み、sadsのメンバーであったギター坂下たけともとドラムス満園英二も加わって結成されたバンドである。ポップでありながらもひねくれた毒を持った独特のメロディとハードなロックサウンドを特徴としている。6月にワンマンライヴを控えている彼らがどんなライヴをみせてくれるのかと期待に胸が躍る。 場内が暗転すると同時に客席から大歓声と拳が上がる。ギターの坂下とドラムの満園が観客を煽りながら登場。続いてベースの戸城、ボーカルの森重が登場した時には会場のテンションは早くも最高潮に。間髪入れずに1曲目の『LIBERTY』。アタマから全開だ。私自身The DUST'N'BONEZのライヴは初めてだったのだが、あまりのテンションの高さに自然とステージに引きこまれていく。『終末の色』ではゴリゴリとしたギターとベースのリフに反応するかのように客席にもうねりが発生。森重は早くも上着を一枚脱ぐ。坂下、戸城はステージ狭しと動き回るが演奏は一切乱れない、さすがのパフォーマンスだ。 アンコールは鳴りやまず、再びメンバーが姿をみせると。戸城が「1曲だけだよ。練習してないからヤバイんだよね。」と言っていたがそんな事はまったく感じさせない圧巻のパフォーマンスをみせる。終演後の観客の顔からは「もっと観たい」という意思がはっきりと伝わってきた。ライヴをからはZIGGYとかsadsとかの面影を感じさせず、ただひたすらにカッコイイバンドという印象を受けた。次回6月5日のワンマンライヴが早くも待ち遠しい。 |
![]() |
![]() |
![]() |
6月5日(日)@ElectricLadyLand |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |