![]() 名古屋が生んだ孤高のロッキュンロールバンド、フラワーカンパニーズ。12/7にLIVE DVD「LIVE FLOWER」の発売、12/11にell.FITSALLでワンマンライブが決定!今回はそれらについての話から名古屋に対する思いまでVo.鈴木氏に語っていただきました! ―フラカンといえば自他共に認めるライブバンドというイメージがあると思います。ライブDVD発売、これはファンにとっては待ってましたといわんばかりだと思うんですけれどフラカン的にもやはりそうゆうところはあります? 鈴木:そうだね、ライブ盤ってCDでは出してたんだけどDVDで出すのは初めてだね。 ―最初この話はどこから? 鈴木:これはね、前からやっぱり言ってたんだよね。でもタイミングがなかなかね。 ―機をうかがっていたと? 鈴木:そうそうそう。 ―内容なんですが、かなり曲数入ってますね。 鈴木:これはO-west2daysの二日間がばらばらに入ってて撮った中でいいものを選んだっていう。基本的には監督にほとんどお任せなのよ。曲は自分達で挙げたんだけど、映像の細かいところは一切言わなかったの。メンバーが出したいフラカンじゃなくて監督が客観的に見てフラカンの1番いいところを出して欲しかったっつーかさ。 ―なるほど。 鈴木:なおかつ普通、ああゆうバンドもんのライブとかって客ほとんど映ってないやつとかあるじゃん。そうじゃなくてステージ上のみというよりはライブ会場全体の空気を、ドキュメンタリーみたいな、ライブDVDというよりは。客席もすっごく映ってんのよ。お客さんの表情とかよくとれててね、すごく、すごくいいんだよね! ―それは行ったお客さんにとっては思い出のものにもなりますね。 鈴木:うーんだからね普通のDVDとはちょっと雰囲気が違うかも。ステージ上というよりはその場の空気を収めてて、ほんとドキュメンタリー映画みたいだなと思ったもん。ライブのみじゃなくてそこに来ているみんなのって感じで。すごく新鮮でおもしろかった、我ながら。これはおもしろいと思った、うん。 ―久しぶりの名古屋ワンマンについてですがそれにむけて意気込みなどありますか?新曲などに期待もありますが・・・ 鈴木:今度はね、っていうのは取り立ててないんだけど。意気込みはどのライブにもあるんだよ。ただ今回はこうだからこうこうこうしようっていうのはもうないんだよ、アルバムもない。むしろ決めないようにしてる。決めちゃうとそこに縛られちゃってね、狭くなっちゃうんだよね。ライブもすごく自由度がなくなって俺らの場合マイナスになることが多くて。制約がないほうがいいライブができる。新曲はね〜、今作ってんだけど時間がなくてライブにできるまでまとまってないんだよね。まぁ今年の締めくくりだね。フラカンにとって、今年一回でもフラカンを見た人にとっても締めくくりというか。来年に向けての気合を入れるための、お祭りみたいなもんですよ。今年一回でも見た人はきてほしいですね。 ―フラカン祭り。 鈴木:そうそうそう。集大成っつうか、そうゆう感じがあるね。個人の生活も振り返りつつ、来年もがんばりましょうっていう祭り本来の、豊作を願うじゃないけど。これからいい年でありますようにと、生きてて良かった今年も、と。 ―フラカンはファンに感謝の気持ちを込め、ファンはフラカンとの思い出に浸るような? 鈴木:そうそう。そこに喜怒哀楽をどんっと。まぁ怒はいらないんだけど(笑)喜、哀楽、怒少々、みたいな。できればにこにこしててもらったほうがいいからね。 ―来年の話がでましたが来年のフラカンは? 鈴木:アルバムを出しますよ。いいのができ次第、春くらいには形になるんじゃないかな。長い目でみてください。ライブはそれと関係なくガンガンやっていくので、名古屋もまた沢山いけるんじゃないかな。 ―来年も変わりなく沢山来てくれると。うれしいです。 鈴木:そうだね、さらにパワーアップはしたいと思うけど。あんまり本数増やして疲れたライブしてても本末転倒だからね。 ―来年はより質の上がったフラカンが見れると。 鈴木:そうだね。よりこうなんちゅーのかな、年齢にまた応じたというかね、渋さも出せたらいいね。大人の魅力っていうかね、ロマンスグレーみたいなね。グレーにはちょっと早いんだけど、シルバーロックな感じ?そうゆうところも徐々に出していけたらいいんじゃないかと。 ―今年は今年の、来年は来年のフラカンで一味違うぜと。 鈴木:そうそうそう。 ―そうゆう意味では今のフラカンを見れるのは名古屋では次のワンマンが最後です。 鈴木:そうだね、今見とかないと来年また別物になってる可能性あるから。 ―この瞬間を逃すなということですね。 鈴木:そうそう、そうだね。 ―最後にべたですが、名古屋への言葉とかないですか(笑) 鈴木:そうね、あの〜…無理やり今考えてるんだけど(笑) ―無理やり考えちゃだめですよ(笑)出てこない。 鈴木:そうなんだよね、地元なだけにストレートに愛せない部分もあるんだよ。育ってきたとこだといいとこばっかりじゃないからさ、悪いところも知ってるからね。素直に最高って言えない。自分の恥ずかしい思い出もあるわけだから。そのぶん他とは違うかも。地方はライブ終わったらすぐ移動じゃない。やり逃げじゃないけどそうゆうこともできるじゃない、名古屋はそうゆう訳にはいかないしね。 ―ちょっと襟を正すような? 鈴木:うん、そう。ちょっとやっぱ違うかも。そうゆう部分も是非感じ取っていただけたら。 ―常に進化し続けるフラワーカンパニーズ。地元名古屋で今の彼らを見るには、次のワンマンがチャンスです!待ちきれない方は一足早くDVDでライブ気分を味わうのもよいのでは?きっと臨場感があって十分見応えがあるはず。どちらもお見逃しなく。 |
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12月11日(日)ell.FITSALL |
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