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よくわかるROCK基礎演習2/ブルース編
GEORGIE PIE vs ONE EYED TROUSER SNAKE

 ハイ、ではこのね、『ロック基礎演習II』ね、前回はブルースということでね、公式を一つやったんだけど憶えてる?ハイそこ。…そうね、『R&B−R=B』!要するに宇田多ヒカルはあのドンツッドンツッってリズムとっちゃったら演歌、まぁ本当はブルースって言いたいんだけどね、そういう風になっちゃうよ、ってこと。で、今度そのブルース実地演習をしてもらいます。先生優しいので演習日を2つ用意しました。一回しか言いませんよ!1つめ5月13日ワンアイドトラウザースネーク、5月24日ジョージパイ。この2つテキストに載ってたでしょ。ハイ今ちょっと見て!

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(テキストより)
「5月13日(木)ELLにて3度目のワンマンライブを行うワンアイドトラウザースネークです。このバンド名を初めて耳にする読者もいるかもしれないので簡単なバンド紹介をしてみたいと思います。 96年元ティルトの榊原(Vo)、古久根(G)を中心に結成。97年1stCD『EYED ON YOU』全12曲を東京のキャッスルレコードよりリリース、同年70本以上の年内ライブ本数を全国規模でこなし、98年9月2ndCD『EVERY AGE NEEDS A KING』を同レーベルよりリリースと、とにかくライブ、音源リリースと、ロックの本道を行く様なバンドです。そして気になるサウンドは70年代のハードロック、例えばフェイセズ、ハンブルパイ、ちょっと違うところではエアロスミス…、これらをルーツに今のエッセンスを加え、榊原の個性的かつブルージーな歌と古久根を中心として鈴木(B)と加藤(Dr)のバックサウンドが創り出す独特なグルーヴ感がこのバンドの売りといっても過言ではないでしょう。なお当日は限定ニュービデオ『BACK PASS』(¥1500税込)も販売します。このビデオはライブを中心にオフショットも取り入れ、クオリティの高い仕上がりとなっており、ファンならずとも手に入れて損はない一品です。長々となりましたが、5月13日ELLにてハードロックナイトに酔いしれましょう。」

 ハイ、このバンドはねー、たまに居るでしょ、「ブラック飲めないけどぉ、ミルクいっぱい入れるとぉ平気なのー」ってコ。それと一緒ね、分かる?先生結構高度なギャグ言ってるんですよ。ミルクは白いでしょ、つまりちょっと白いブルース入ってるってこと。フェイセズのVoなんてロッド・スチュアートだもんね。Gt誰だか分かる?調べとくこと。テスト出します。元に戻りますが、だからこのバンド、正確にはブルージーなアメリカンハードロックバンドと言うべきなのかもしれませんが、熱いブルースから流行りも取り入れたノリのいい歌モノまで守備範囲が広いですね。ハイ、じゃあ次見て。

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(テキストより)
「ジョージ・パイはギタートリオのライブバンドだ。一言で言えばそうなる。でもその実態はきっと皆さんの想像を超えている。バンドの作り出すサウンドというものに少しでも興味をもったことのある人なら『聴いて良かった』と心底思うだろう。あるいは『スッゲェ』のどちらかだ。原マサシは本物の怪物だから。彼のギターは脳天突き抜け、腹に響きわたり、心臓をわしづかみにして、耳元で甘く囁く。6本のギターがこれでもかと多彩な色をまき散らす、こんな奴に出会わずに人生を過ごすのは一生の不覚というもんだ。さあライブに行こう。クレイジーなMCも彼のとんでもない性格を垣間見せてくれるだろう。
  あの音をどんなふうに弾き出すのか、それが見えない分魅力は減るけど、5月のライブまで待てなくなった人には1日発売の3rdアルバムを買ってもらおう。ノンエフェクトでアンプ直結、トリオで一発録り。つまり生の迫力そのまんまってことだから。買った後でなんだ唄までうまいじゃん、って文句言うなよ。」

 こちらはね、上の写真を見てもらっても分かると思うけど、濃い!もろブラックね。ニガくて旨い。ジミヘンに影響を受けたって公言してるもんね。じゃあとっつきにくいかと言えばそうでもない。先生観たことあるんですが、意外とキャッチー。何故かというとね、こういう音楽ってね、世代を重ねていくうちに消化されて、現代の細分化されたあらゆる音楽の構成要素となってるからなんだよね。これ先生の個人的見解だけどテスト出しちゃうからね。

 ハイ、先生ちょっとアツくなっちゃいましたが、今日一番言いたいことはそこね。ブルースは現代にも生きていて、我々の中にはそれを受け入れる土壌があるということ。実際、さっき出てきた宇田多ヒカルやアムロ大リスペクトのローリン・ヒルが大ヒットしてるっていうのもそれを証明してるでしょ。じゃあアムロちゃんがフージーズまで聴いてるかっていうとそれは疑問だけど。で、皆さんにもこれを体験してもらうために実地演習をやるわけです。もう一度だけ言いますよ。5月13日ワンアイドトラウザースネーク、5月24日ジョージパイ。この日出席とりますからね。出ないと単位あげません。

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永井秀彦さん(これでいいですか?)のどろろんPOP SHOW 3

Photo これまで大須便りに原稿を書いたのは4回だが、僕の名前が載ったのは一度だけだ。個人的に目立ちたいのもあるし、人の悪口なども頻繁に書いているので、名前を掲載してもらわないと困るのだ。まあいいわ。バケラッタのギター&ボーカル永井秀彦です。さて、おかげ様で大好評のスペシャルイベント、どろろんPOP SHOWも3回目。今回お迎えするバンドを紹介します。まず地元、名古屋で根強い人気を誇るペンシルズ。そうだ、ここに登場してもらおう。即ボーカルの弥冨君にTEL。

永「結成から随分長いよね。
弥「名前は10年くらい前からあるんだけど、本格的な活動は5、6年前からですね。」
永「芝居もバンドと並行して演ってるんだっけ。」
弥「少し前は芝居のプロデュース公演をしたり、B級遊撃隊で客演なんてこともありましたけど、今はほとんどバンド1本です。芝居的な要素はステージに残ってると思います。ヒカシューみたいにね。」
永「意外にもELLは初出演だよね。」
弥「昔パンク大好きでELLはスタークラブとか、よく観に行ってました。とても思い入れの強いライブハウスなんで、今回のイベントを楽しみにしています。」

…ってなやり取りでした。弥冨君どうもありがとう。また今度、Pモデルについて語り合いましょう。そして東京から迎えるのがスカイフィッシャー。最近盛り上がってる東京ニューウェーブオブニューウェーブというピコピコ系バンド集団を知ってますか。その中でもスプージーズ、ポリシックスはブレイク寸前。それに続くのがスカイフィッシャー。今年の一月にお江戸で対バンさせてもらいましたが、キャッチーな、ねじれPOP満載のステージでした。そして2人のギターはまるで、助さん、格さん。(するとボーカルは黄門か…見れば分かる!確かめに来るのだ。)リーダーの中山君、また今度Pモデルについて語り合いましょう。で、バケラッタはどうだ。長年一緒に演ってきたキーボーディスト、ビリー藤原の後釡を務めているのが今世紀末最大の秘密兵器、山田ミドリ。先回のどろろんでも自ら唄うナンバー、キャンディーズを引っ提げ、ファンが多のバンドマン達をノックアウトしていました。山田はスバラシイ!今後のバケラは彼女に寄りかかって存続していくのか…ともかく、もうすぐレコーディングに入ります。今年中には新しいのをリリースする予定なので、そっちもよろしくお願いします。まずは5月29日のどろろんPOP SHOW。今回も見どころいっぱい。ぜひお見逃しなく。そして、面白い音を出してるバンドの人達、気軽に声をかけてください。「ELLどろんぽ係」(今勝手に作りました。)に音源等を送ってくれてもOKです。かなり偏ったリスナーですがよろしく。一緒にアナザーポップワールドを盛り上げよう!

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This is 大阪! GRAND COLOR STONE

こんにちはグランドカラーストーンです

 もう春ですね。これが出る頃は花見シーズン真っ盛りやと思うけどみんな花見行ってる?行かなあかんよ花見。ビバ花見!えーよね、やっぱり宴会って。だってちょっと考えてみ、真昼間から堂々と野外で酒飲んでいいねんで、もうそりゃ一歩間違えたらあなたもホームレス!いやー、いいねー。(って何が?)

 それはさておき今度5月 17日(月)にELLでライブするんやけど、これでついに3回目、今回は3回記念として(↓?)16日(日)にもちの木広場でのライブにも無理矢理参加します。ぜひどっちも観に来て ね。「16日はタダやし、そっちだけでいい…」とか言わんとって!それじゃこっちとら商売あがったり!

 んー、ええんかこんな文章で…あかんあかんこのままでは不採用になる可能性かなり大やな。えーと、ELLでライブやんのは3回目なんやけど1回目は去年の真夏、お盆ぐらいに行った。ほんまに暑かった。大阪から車で4時間くらいやねんけど、なんせ一台のバンに男が5人も乗りゃもうせまいせまい、しかもくさいくさい。それに「お盆やし絶対高速とか渋滞で動かへんでー」と言うことでメッチャ早く大阪出たら、リハーサルの4時間前にELLの前に着いてもうて、仕方なしに店の前に車止めて寝てたら脱水症状であやうく死にかけやし、ほんま危険な街やね名古屋は。2回目は真冬で去年の12月1日に行ったけど、今度はさむいさむい、しかもくさいくさい(いつでも?)いやくさくはないけど、ほんま寒かったね。この日も案の定早く着いたんで店の前に車止めて寝てたらっていうか、寝ようとしてボーっとしてたら、ある事にふと気付いて寝れんくなった。何に気付いたかというと、ドラムの文田、ベースの宇田、キーボードの小池の鼻息が完璧なリズムでされていた。「スーピーブー」「スーピーブー」この鼻息カルテットときたら30分以上完ぺきなリズムと間で鼻息を 車中にひびかせ続けやがったね。思わずスタンディングオベーションしてしまうほどやった。まあそんなグランドカラーストーンなんですが、これからもたびたび名古屋を訪れるつもりなんで、末永く応援していただきたいと思っております。5月16日、17日に会いましょう。

グランドカラーストーン ナカノ

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