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SNAPPERS、ELLに再登場

 名古屋に来てる回数はそんなに多くないのにVo・ヨシダさんの優しい歌声&甘ーいマスクで着々とファンのハートを射止め、今密かに注目されているスナッパーズ、ついにELL二回目の登場です。聴きやすいメロディーに素直に耳に入ってくる歌詞をのせた楽曲、ギターポップの一言では言い表せない。少なくとも彼らの曲を聴いて不快感を感じる人はいないと思う、きっとこの日を心待ちにしてきた人も多いと思うので、そんな皆さんの為にVo・ヨシダさん、Dr・フジサキさんにインタビューしちゃいました。

―いきなりですが、まだスナッパーズを知らない人の為にバンド紹介をお願いし ます。

フジサキ「えーっと、うちのバンドはもともと大学のフォークソングサークルの先輩、後輩だったんだけど、そこのサークルの4人で96年6月に広島市で結成して去年2月東京に出てきて本格的に音楽活動を始めました。」

―スナッパーズの魅力ってなんですか?

ヨシダ「やっぱりルックスかな!あーそれは冗談…(泣)って書いといて下さい。(笑)ルックスじゃ勝負出来ないんで曲で勝負、メロディープラス歌詞ならびにパフォーマンス、うちのBaがかなりおもしろいんで一見の価値はあると思う。」

―前回のELLでのライブから半年以上経ちますが、その間何をしてたんですか?

フジサキ「東京の方ではライブ活動してて、ちょうどELLの後ぐらいに初めてワンマンやって、カセット2本発売してその後フルアルバムを今年の6月に出して、で、それを引っさげて9月からツアーが始まるんだけど、その前振りとしてうちのVoが8月1日にインストアライブに行ったんですよ。」
ヨシダ「そうそう、弾き語りで。いやー思ってたよりもたくさんの人が来てくれてて、すごいうれしかったです。」

―こちらにもライブの問い合わせが沢山入りましたけど、名古屋ってどんな印象ですか?

ヨシダ「味噌煮込みうどんがうまい!他のもおいしい物がいっぱいあった。」

―だいたい名古屋って食べ物のことばかり言われるんですよねー。

ヨシダ「いいじゃないですか、いいライブやって、おいしい物食べてどんどん太って、みたいな…?あと動物園に行ってみたかったけど行けなかった。」

―それは残念でしたコアラが居るんです。それでは読者にメッセージを。

フジサキ「僕個人的に名古屋好きなんで、皆も僕らを好きになってください。あと、他のメンバー2人も紹介しとこう。Baイシベが一番性格が若い、身長はバカでかくて本当にものすごくおもしろい動きをする、とにかく変な奴、そして、Keyツゲ、彼は一番年下で、またこれもバカでかいんだけど、Ba同様変な動きをするんで、そっちをチェックしてほしいな、あとはメロディーを歌うヨシダを見てもらってたまに僕を見てもらえれば…。」

―たまにでいいんですか?

フジサキ「うん、たまに観てもらえればありがたいです。(苦笑)」
ヨシダ「僕は本当久しぶりの名古屋のライブなんでめちゃめちゃ楽しみにしてます、とりあえずたくさんの人に見てもらいたいし、すばらしいキャラクターがそろってるから要注意だよ!もう歳も歳なんで、はりきっていきたいと思います(笑)。」

 夏真っ只中、激しい音楽を聴いて思いっきり汗をかくのも良いが、スナッパーズのようなさわやかな曲を聴いて涼しい気持ちになるのもいいものだ。9月17日ELLに来たら分かる、かっこよすぎて興奮のあまり汗をかいてしまったらごめんなさい!とりあえず先にに1stアルバム「ナインチェアーズ」を聴いておこう!

JACKANEPES改めthe rook、アタケ氏よりのメッセージ

 大須便りを愛読している皆さん、こんにちは。ザ・ルーク のボーカルの阿竹です。7月30日にボクらのファースト・アルバム「WOMAN & MENSOUL」が発売されましたが、聞いていただけたでしょうか?いきなり「ザ・ルーク」と言われてもわからないと思うので、少しその辺の話をしましょう。
 ボクは、名古屋大須 ELL を拠点にジャカネイプスというトリオバンドをやっていたんですが、そのバンドはあるとき突然(ボクの一存で)名古屋から東京に引っ越すことになってしまい、東京に拠点を移して活動し始めたのが約2年半前のことで、こうして改めて文章に書いてみると「ずいぶん時間が流れているんだなあ」と思ったりしながら今、大阪のライブを終えてノートパソコンに原稿を書きながら機材車は名神高速を走っていたりするんですが。その後東京ではメンバーが決まらず結構マジで困っていたな。神奈川県出身の赤池(ベース)が登場したのが約一年前でした。「コイツはイイ」と思った。赤池が入って3ヵ月もたたない内にAja RECORDSからCDリリースの話がきたのです。いつも物事が動くのは突然なんだなあ。だから今年の正月は無かったなあ。曲づくりでね。プロデ ュースは藤原亮英氏。サウンドをどうするか、ミーティングにミーティングを重ねた結果、ギターを入れようという話になって、鈴木(ギター)が登場。こいつはぼくと同じく名古屋出身。鈴木が上京する前に在籍していた「ラスティック・ローダー」て、浜松の某コンテストで百万円を獲ったバンドなんだって。たぶんコレを聞いてピンと来た人は多いだろうね。と、まあこんな感じで役者が揃った訳で、音も人もジャカネイプスとは全然違う方向になってきたのでバンド名をザ・ルークに変えました。これは心機一転ではありません、新しいバンドですのでそこんとこよろしく。結成して半年でのデビューとなりまして、そこで今回の「WOMAN&MENSOUL」発売ツアー後半にその「ザ・ルーク」がELL初登場します。9月3日。対バンにブリーフ。最後になりましたがドラムは変わらず、四日市出身の小森です。是非。ライブに来て下さい。お会いできるが楽しみです。

ザ・ルーク/阿竹 義容