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永井教授に聞くどろろんPOP SHOW

 皆さん、こんにちは、「大須だより・特別通信講座」の時間です。残暑厳しい日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?本日のテーマは、「正しいどろろんポップショーの楽しみ方」と題し、イベントの主催バンド「バケラッタ」のV&Gでもあるバケラ大学文学部教授、永井秀彦氏をお迎えし、お話を伺いたいと思います。申し遅れましたが、本日の司会進行役を務めさせて頂きます、私、女王の執事32才独身の中村でございます、皆さん宜しくお願い致します。

  ―まず、イベントの主旨をお聞かせ頂きたいのですが。

教授「ポップと言う言葉は、幅広い意味で使われていますが、谷村新司がポップと言う人もいれば、スピードやモーニング娘、もしかしたら天童よしみがポップだと言う人もいるでしょう。うん、確かにポップだ。僕らは、僕らで、チョット怪しいねじれポップを追求している。一筋縄ではいかないポップと言うことで、はぐらかしもあるんですけど、あえてどろろん!
 あと、ライブハウスを観ていると、すぐ消えていくバンドが多いじゃないですか、いきなり盛り上がっていたなあ〜と思えば消えていく、どろろんひゅ〜って感じじゃないですか、だから、その時旬の面白いバンドを僕らも発掘したいし、こいつらもすぐ消えていくんだろうなと思いつつ、そんなバンドを集めてイベントができたらなって。

―いや〜奥が深いですね。そして4回目ですが、なぜ続けてこられたのですか?

教授「名古屋は、東京とかに比べるとまだまだ盛り上がりに欠ける、このイベントを続ける事で、面白いバンドがたくさんあって、カッコイイことやってんだよって、多くの人に知ってもらえたらと思っています。そして、新しい多くのバンドと一緒に盛り上げていきたいので、我こそはというバンドがいたら、自薦他薦は問いません、まずはデモテープを持ってきて下さい。」

―なるほど!それでは、今回のイベントを飾る出演者を御紹介下さい。

教授「『プラマリン』新メンバーのギタリスト、ベーシストを加え、パワフルになって登場します。『クリークス』は1stCD『ヘイ!グァバ』を発売して絶好調、独特のセンスにも磨きがかかる。『ママスタジヲ』京都からやってくる彼らもまた、ひねくれたポップで、僕がある人から勧められて、テープを聴いて一発で気に入ったバンド。今回の飛び道具『花園よしき』元ピズムのB&Vで、今もまだ熱狂的なファンがいると信じています。よしきは、影響を受けた音楽に、天然ボケのキャラを上手くとけ込ませている。イギーポップが好きなのに、あいつが演ると、イギーポップにかぐや姫が混ざった様な世界、まさに、究極のミクスチャー野郎、何をやってくれるのかとても楽しみ。そして『バケラッタ』最近名古屋でライブをやっていない分、東京とかでやっているんだけど、向こうでは、僕達みたいな音楽に対し追い風が吹いていて実際ライブの感触も凄くいい。それから、10月21日に徳間から発売のそれ系のバンドを集めたオムニバスアルバムに、サエキケンゾウさんにプロデュースしてもらった2曲が入ります。パワーアップしたバケラを楽しみにしていて下さい。それから、今回それぞれのバンドよりマル秘プレゼントがあります、抽選会になるかも?」

―エクセレント!私も女王にお暇を頂いて見に行かなくては!受講者の皆様、教授にご意見&ご質問のある方は9月23日、ELLにご来場下さい。ライブ終了後、もれなく個人授業があるかも?

 永井教授、本日はありがとうございました。イベントの成功をお祈りしていま す。それでは皆さん又来月お会いしましょう。

どろろんひゅ〜