こんにちは。僕はザ・クラッツというバンドでギターを担当しとる濱洋介といいます。
僕は先日、アメリカはシカゴで毎年行われとる「シカゴ・ブルースフェスティバル」に行ってきた。このフェスは4日間行われるんだけど、僕は4日間とも観てきた。
そん中でも、僕は「ホームシック・ジェームス」のライブでブっとんだ。すっげー、めちゃめちゃかっこ良かった。僕は、彼を名前しか聞いたことがなかったんだけど、最初のギターのイントロでもうメロメロ。しかも、ボトルネックも使っていて、めっちゃかっこええ。「ギター1本でこんなすげー音がでるんか!」と驚いとると、これまた参った。なんつー声だ、これは?!僕は、全身ギンギン鳥肌が立ったまんま。もうこれは歌じゃない。まさに「魂の叫び」だった。だってこの人さっきまでステージに登ってイスに座るまでスタッフの手を借りとったんだよ。ヨボヨボのジジイだから。だで僕もそん時は「おいおい、大丈夫か?」なんて思っとったのに、このザマだ。さっきまでの奴はどこに行ったんだろう?とにもかくにも、百聞は一見に如かず、ってやつで本物を観て、聴かな絶対分からんわ。これは。ホント「すっげー」の一言に尽きる。
「すげー」といえば、お客さんも「すげー」すげー良かった。何が良かったか、ちゅうとライブの雰囲気だね。ライブん時に、そのライブが良かったら、もちろん人は集まってくるんだけど、一曲終わるごとに拍手喝采で指笛や奇声を発したり、踊りたい奴は勝手に踊ったりして大騒ぎ。そして最後の曲が終わると皆総立ちで拍手や指笛が鳴り止まんくなる。逆に、そんなに良くないと、もちろん人は集まって来ん。と、こんな活気に満ち溢れとってすげー良い雰囲気。けど、これがELLとか野外のライヴだと、こういうのをあんまり感じんのだわ。ライヴが楽しかったら楽しそうにすりゃあええし、つまらんかったら罵声飛ばしたり、空き缶でも食いかけのたこ焼きでも投げたりすりゃあええって思うんだわ。だでライヴを観に来た時なんか特に、人の目なんか気にせんでええで好き勝手に盛り上がっておくれ、これを今読んどるあなた。
そうそう我らがクラッツ、近々CD発売することになったんだわ。そんで、それに伴ってワンマンライヴを演ることも決定。日時は気が早いけど、皆の待っとる、そして僕の嫌いなクリスマス間近の12月22日水曜日。ちなみにその3日前の19日は僕の誕生日。(あんま関係ねーな。でも白々しく書いとこ。)まぁ、それまでに何回かクラッツのライヴあるけど、もし観る機会があったら人目なんて気にせんで好き勝手に盛り上がってちょうだい。空き缶片手にぜひクラッツのライブに足を運んでちょうだい。ザ・クラッツのギター、濱洋介でした。ありがとう。
久しぶりにCDをリリースしてみて、このところライブ活動ばかりだったハニーハニーに対して、ライブとはまた違った様々な反応があったことを新鮮に感じています。
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