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穴だったらなんでもよかったんです…(レピッシュ恭一・談)

 ミクスチャーの先駆者ともいえる、あのレピッシュの杉本恭一さんのもう一つのバンド、知る人ぞ知る、いい意味でのバカでパワーの有り余った5人が集まったバンド、その名も「アナラーズ」。
 1年ぶりに若手バンドを引き連れて嵐を巻き起こしにやって来ます。インタビューは午後一番、午前中は使い物にならないというMg氏の予言どおり、かなり寝ぼけてて何を言ってるのかわかってなかったようですが、アナラーズの色んな事聞いちゃいました。

*まずバンド名の由来を教えて下さい。

ス「フフッ・・・(少し沈黙、一人で思い出していたみたいです)これは、もう完全に当時の内輪ネタ、ギャグだね!あまり意味はないけど、穴であれば何でも良かったと・・・そういう事です。」

*アナラーズを結成したのはいつですか?

ス「多分・・・4年ぐらいにはなるんじゃないかな?最初ソロアルバムを作る時に全曲ではないけど、何曲か絡んでもらったメンバーで、それで一回ツアーをやったんだけど、やってるうちに楽しくなってきちゃって、だんだんソロの時とは違う活動し始めたのが、アナラーズですね。」

*じゃあ、このバンドができたのは、そういう自然的なものだったんですね?

ス「別に掛け持ちってゆう感覚はないけどね。」

*???あっ、アナラーズとレピッシュをって事ですね?

ス「うん、そうだね、他のバンドやってる奴とかもいるし。」

*アナラーズとレピッシュの違いってどんな所ですか?

ス「パワー感??まず、もうやってるパートがアナラーズはG&VOでレピッシュはGってところから違うし、ぜんぜん違うようになっちゃう、一緒にプレーする人も違うから気持ち的にも何もだぶってないし、完全に別人でやってると思う、やってる音楽も違うなっていうのも、レピッシュに戻ってもそう思うし、アナラーズになってもそう思うからね、簡単に言えばアナラーズの方がハードなんだけど。」

*曲の歌詞ってどんな事を歌ってるんですか?

ス「世界で一つみたいな詞?思いついた事をそのまま口に出して歌ってる!あまり僕の詞は他に例えられるものがないみたいで・・・。」

*次のライブで一緒に来るバンドが東京、下北沢で人気という噂を聞いたんですが、どんなバンドなんですか?

ス「うーん?泣きのメロディー・・・?(意味不明)ゴーイングアンダーグランドっていってBaのウエダケンジがプロデュースしてるバンド、若くて、ポップで、ウエダがかわいがってるって感じかな・・・アナラーズと比べると、ハードとポップになっちゃうけどね。」

*最後に名古屋の印象はどうですか?

ス「名古屋だなー・・・???(えっ?)昔からねーアクの強い街だなって感じがしてる、久ぶりだしすごい楽しみにしています。」

 ありがとうございました。初めてCDを聴いた時はレピッシュの曲からは想像できないほど激しくて、ちょっと怖い人かなと思ったけど、インタビューは寝ぼけながらも、しっかり答えてくれたし、よさそうなお兄様でした。(声ではね!本当はどんな人?)私は本物を見た事ないけど、写真ではかっこよかったよ!12月28日ELLは嵐だ!!外は雪。

Orance Kandy MATCH リンダ vs デヴィ夫人

 ハッロー!!ヴォーカル&ギターのリンダです!久しぶりなのねん!名古屋のエヴリバディは元気だか?もうここにも何回も登場させてもらっているけど、実はまだオレンジ・キャンディを観たことのない人がいっぱいいるんではないの?ええかげんにせんかい!!観に来ればすべてわかるんじゃ。名古屋の人はちょっとシャイだからな(そういう私も名古屋出身)、そこは少しハンディをつけてあげるとして、ま、ちょっと話を聞いてほしいの。
 わたくしは(デヴィ夫人調)この前、3回目のアメリカに行って来たのですけれど、今回はまた初めての土地、シアトル、ポートランド、サンフランシスコも行ったのでございますの。シアトルでのライヴはなかったけど、そこからポートランドへ行く為、まずシアトル空港に到着。  その日の宿として、町外れの安そうなモーテルを見つけチェックイン。これが裸電球(今の時代に!)がふたつだけの恐ろしく汚い部屋で、毛布やシーツはタバコの穴だらけ、ドアには何回もこじ開けようとした跡があり、クモの巣がはってるシャワールーム、半分紫色に映るテレビ等、色々なからくりがあった。そこでみんなでチラシのカット、カセットレーベルのラベル貼り作業などをもくもくとやっていたら、金のない国内のバンドがツアーのためにやはりこのモーテルを利用したらしく、テーブルやベッドには同じ様な作業のカッターの跡を発見!皆、同じ道を辿ってきてるのねん!!と勝手に思いながら、就寝時には念のため、ドアの後ろにソファやテレビを置いたりして防犯体制を作った。
 次の日はいよいよノースバイ・ノースウェストというフェスティバルに出演するためにポートランドへ。ゴミは落ちていないし、街路樹がずっと続き、レンガで統一されている道、とてもキレイなこの街こそ、わたくしに相応しいと思ったものです。しかし、着いてすぐに昨夜作業したチラシを配る、ポスターを貼るなどの忙しさ。スターは辛いなどと考えながら、その晩本番の会場へ。
 かなり広いホールなので動員が多少心配だったが、大勢が集まってきて、やはり、わたくしを裏切らない街だったのでございます。その後、初めてのサンフランシスコでも素晴らしいライヴが出来たし、ロサンジェルスは3回目とあってファンも増え、ロックに燃えたライヴが出来たのです。そんな勢いに乗ったオレンジ・キャンディをそのまま名古屋に持っていくから、エヴリバディ覚悟してしておくべし!OK?