入り口が狭いだの、トイレが臭いだのいえるのも残りわずか、数多いバンドの中ELLのレギュラーとしてがんばっているバンド、ズーフィリア、スパークロケッツ、CHOKO、ロードホグが ワンマンライブを行う。今回ワンマンということで代表して彼らに今の心境を少しだけ語ってもらいました。
zoophilia
誰もが音楽を耳にする時代、昨今の若者の風潮であるがごとくそれすら、芸術すらを無意味と解釈。
人は生きていく上での最低限を衣食住と呼ぶ。そういう意味でいえば、確かに芸術ほど生きる上で無意味な物はないのかも知れぬが、例えば80年の月日に意味が欲しいと感じられる瞬間は、そういった理にかなう部分とは全く別の部位によって感じられるのかも知れない。実際俺はそれを感じているし、それで生きている。こういう文章というかたちで、表すという事がなかなか苦手だ。だからというわけではないが、今回の1stミニアルバム「アンタイトル」にしろ、音楽というかたちで俺はそれを表現しようとしている。
今では、音楽を純粋に聴く行為すら、難しいとする奴が多い。しかもその事に自分自自身気がついていない。そのくせくだらない音楽にだけ影響を受けやがる。惰性で回り続ける、BGM的な、日本の土壌自体が、音楽を分かりにくくしている。しかもそれに便乗し、かまけたレコード会社やミュージシャン達もまた然りだ。ならばズーフィリアにそれを問え。
7月1日、俺ら自身も楽しみだ。 ♪どこまでもクールに自分達の世界を突っ走ってくれたまえ、それがズーフィリアだと思う。
SPARK ROCKETS
Voのゲジーです。今回、いや今世紀最初で最後の、7月7日、午後7時スタートでと、7並びの日にさよならELLそしてスパロケワンマンライブという貴重な日なのだ!
もうELLに出て4年が過ぎようとしているのですが、まー色々ありました。まー、一番最初にELLに出ようと思ったのがザ・カクタスというバンドでライブをやったのがきっかけかな。色々あってもうどうしようもなくなって、スパロケを結成したかな。
まー、日本で一番熱いライブハウスがもうあと何日かで消えるなんて、なんかさびしい。この熱いライブハウスで生まれたスパロケサウンドはこの小屋なしでは作れんかったとつくづく思います。でも新しいELLは違う意味で熱くなるはず。
そんなこんなででかくなる前のお祭り騒ぎをしようぜって感じかな。今のELLでスパロケを観るのは最後っていうことはオレのだ液スペシャルを生で浴びれんくなるわけよ。ってことは観に来ないかんてこと!
最後にもう一度おさらい!7月7日 午後7時スタート。チケット7万7千7百7十7円限定7名様っていうのはウソで、どでかくやらかすので必見との事!!
♪パワー溢れるスパークロケッツ、いつも以上にだ液を飛ばすらしいよ、みんな逃げないでー!
CHOKO
あるバンドとストリートファイトギグで出会った。そのバンドのライヴを観に行き、そこで初めてELLを知った。その瞬間ELLでライヴをやりたいという感情だけが突っ走った。その後CHOKOというバンドでライヴを続けているワケだが、初のワンマンライヴの日、バイクでELLに向かう途中、調子に乗って浮かれていたら、こけて右手骨折をした。どうしようかと思ったが、メンバーとELLのスタッフや社長は僕の体を心配してくれた。痛む心と体を抱えた僕をELLは迎え入れてくれた。それがバネとなり、当日はいいライヴになったけどね。そうやってオレはオレ達CHOKOは、ELLと過ごしてきたと思う。今のELLがなくなるのはちょっぴりさみしい。ニューELLでCHOKOがどんなライヴになるのか分からんし。複雑な気持ちだ。
だからこそ今のELLで最後に7月8日にワンマンをやる。今回は限定でデモテープを無料配布する。7月8日ELLで待つ・・・。 ♪そんな事もあったね!あっくん、体は大切に、がんばれCHOKO!
road Hog
思えば、幾度となくメンバーチェンジをくり返してきたロードホグが最強のラインナップを得た形で7月11日(火)旧ELLでワンマンライブを演ることになった。英語のスラングで言う『乱暴な運転』という意味らしきバンド名は故スティーブ・マリオットの曲名から拝借した。その意味通り随分と乱暴なドライヴをしてきた様だ。結成してからの4年間、バンドの存続を揺るがすピンチの連続。タフでいつも汗ばんだ強気のロックンロールを演りたい一心で、そんなピンチも切り抜けてきた。ボロボロになった時の俺たちを笑顔で迎えてくれたお客さん、そしてライブハウスのスタッフのみんなが居たから、俺の頭には前進あるのみという考えしかなかった。バンド名の宿命ゆえか、のんびりドライヴなんて、とんでもない!砂煙を上げてブッ突ばす。それが一番俺たちに似合ってるから。旧ELLラストステージという節目に、ありがとうとこんにちはの思いを詰め込んで、俺達がロックするんだから、みんな観に来いよ!!
♪ロックをロードホグなしでは語れない。たくさんの試練を乗り越えてきたというオーラが出ているぞ・・・。
たくさんの思い出が詰まったここELLでのラストライブ、それぞれの想いを胸に最高の時間をプレゼントしてくれるでしょう。ニューELLへ向けてみんながんばれ!
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